山田 三郎太(読み)ヤマダ サブロウタ

20世紀日本人名事典 「山田 三郎太」の解説

山田 三郎太
ヤマダ サブロウタ

昭和期の出版人,印刷事業家 凸版印刷社長。



生年
明治35(1902)年11月29日

没年
昭和42(1967)年9月12日

出生地
宮城県仙台市

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部〔昭和2年〕卒

主な受賞名〔年〕
印刷文化賞〔昭和38年〕,藍綬褒章〔昭和41年〕

経歴
昭和2年凸版印刷に入り、営業部長、支配人取締役などを経て、23年社長となり、20余年務める。21年全国印刷工業協同組合理事長、23年米国印刷界を視察後、印刷週間の開催を提唱、27年印刷文化典を設け、同年東京印刷工業会を創立会長となった。またアジア印刷人会議を開催、日本印刷会館の建設尽力。さらに日本教育テレビ、文化放送各役員、日経連常任理事を務めた。日曜画家としても知られ、画文集「あしあと」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山田 三郎太」の解説

山田三郎太 やまだ-さぶろうた

1902-1967 昭和時代経営者
明治35年11月29日生まれ。凸版印刷にはいり,昭和23年社長。アメリカの印刷技術を導入する。印刷週間の提唱,印刷文化典の創設,東京印刷工業会の創設など業界発展につくした。日曜画家としても知られる。昭和42年9月12日死去。64歳。宮城県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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