思い入れ(読み)オモイイレ

デジタル大辞泉 「思い入れ」の意味・読み・例文・類語

おもい‐いれ〔おもひ‐〕【思い入れ】

[名]
深く思いを寄せること。また、その思い。執心。「著者思い入れが感じられる作品
俳優無言うちに気持ちを表情しぐさで表すこと。また、その演技
思わく。見込み予想
「―違ひまして迷惑いたすなり」〈浮・胸算用・四〉
人望人気
「人の―もよろしく」〈浮・織留・四〉
[副]思いきり。
「―ひどい目に会わして頂戴ちょうだい」〈荷風・あぢさゐ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android