翻訳実験用計算機KT-1 論理パッケージ,磁気ドラム(読み)ほんやくじっけんようけいさんきKT1ろんりぱっけーじじきどらむ

事典 日本の地域遺産 の解説

翻訳実験用計算機KT-1 論理パッケージ,磁気ドラム

(福岡県福岡市西区元岡744 九州大学工学部百周年記念展示室『CENTENNIAL GALLERY』)
情報処理技術遺産指定の地域遺産(2010(平成22)年度)。
KT-1は、日本初の日本語・英語・ドイツ語3ヶ国語相互実験翻訳のために、九州大学が1950年代後半に開発した言語処理用計算機である。設計は九州大学、製作三菱電機が行っている。KT-1に使用された論理パッケージ、磁気ドラム、および入力データの鑽孔紙テープが保存されている

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android