都築 文男(読み)ツヅキ フミオ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「都築 文男」の解説

都築 文男
ツヅキ フミオ


職業
俳優

肩書
関西新派座長

本名
都築 七五三太郎

生年月日
明治16年 12月27日

出生地
東京

経歴
はじめ草創期の新派で名女形として知られた児島文衛師事。のち新派の重鎮村田正雄(初代)の門下となり、明治末期頃に伊井蓉峰と並ぶ同派の看板役者として人気を集めた。大正期以後は活動の拠点を上方に据え、大正13年関西新派劇を結成、その座長として活躍した。喜劇俳優・藤山寛美子役時代に見出したことでも知られる。昭和21年中国で死去

没年月日
昭和21年 1月13日 (1946年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「都築 文男」の解説

都築 文男
ツヅキ フミオ

明治〜昭和期の俳優 関西新派劇座長。



生年
明治16(1883)年12月27日

没年
昭和21(1946)年1月13日

出生地
東京

本名
都築 七五三太郎

経歴
はじめ草創期の新派で名女形として知られた児島文衛に師事。のち新派の重鎮村田正雄(初代)の門下となり、明治末期頃に伊井蓉峰と並ぶ同派の看板役者として人気を集めた。大正期以後は活動の拠点を上方に据え、大正13年関西新派劇を結成、その座長として活躍した。喜劇俳優・藤山寛美を子役時代に見出したことでも知られる。昭和21年中国で死去。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「都築 文男」の解説

都築文男 つづき-ふみお

1883-1946 明治-昭和時代前期の舞台俳優。
明治16年12月27日生まれ。初代村田正雄の弟子。明治末期に伊井蓉峰(ようほう)らとともに人気をえる。大正13年関西新派劇を結成し,座長。子役として藤山寛美を起用した。昭和21年1月13日中国で死去。64歳。東京出身。本名は七五三太郎(しめたろう)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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