野牧(読み)のまき

精選版 日本国語大辞典 「野牧」の意味・読み・例文・類語

の‐まき【野牧】

  1. 〘 名詞 〙 野原牛馬を放牧すること。また、その所。また、そこで乗馬などの遊興をすること。
    1. [初出の実例]「漁捕・河狩・野牧事」(出典:庭訓往来(1394‐1428頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「野牧」の解説

野牧
のがきのまき

古代の西海道に置かれた牧で、松浦まつら郡内とする説がある。「延喜式」兵部省諸国馬牛牧条に肥前国六牧の一つとして「野牧」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android