長野横笛(2代)(読み)ながの おうてき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「長野横笛(2代)」の解説

長野横笛(2代) ながの-おうてき

?-? 江戸時代後期の蒔絵(まきえ)師。
初代長野横笛の子。京都の人。鶯宿梅(おうしゅくばい)や祥瑞(しょうずい)の蒔絵の意匠をかんがえたといわれる。注文がおおく財産をきずいたが,3代は早世し嘉永(かえい)(1848-54)のころ家は断絶した。通称次郎兵衛屋号橘屋

長野横笛(初代) ながの-おうてき

?-? 江戸時代後期の蒔絵(まきえ)師。
文化-文政(1804-30)のころの人。茶器の蒔絵を得意とした。人望があり,同業者の取締に推されたという。摂津高槻(たかつき)(大阪府)出身。通称は次郎兵衛。屋号は橘屋。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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