霊迎え(読み)タマムカエ

デジタル大辞泉 「霊迎え」の意味・読み・例文・類語

たま‐むかえ〔‐むかへ〕【霊迎え/魂迎え】

精霊しょうりょう迎え」に同じ。 秋》「はまなすの数朱くれなゐ―/林火」⇔霊送り

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精選版 日本国語大辞典 「霊迎え」の意味・読み・例文・類語

たま‐むかえ‥むかへ【魂迎・霊迎】

  1. 〘 名詞 〙 盂蘭盆(うらぼん)先祖の霊を家々に迎えること。七月一三日の夕方などに、提灯をさげて墓地へ行ったり、門前などで麻幹(おがら)をたいたりして先祖の霊を家に迎えること。精霊(しょうりょう)迎え。⇔魂送り。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「わすれめや世にありのみの魂むかへ」(出典:俳諧・鬼貫発句集(1783)乾)

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