1号機関車(読み)いちごうきかんしゃ

百科事典マイペディア 「1号機関車」の意味・わかりやすい解説

1号機関車【いちごうきかんしゃ】

明治新橋〜横浜間の鉄道建設工事や開通後の列車などに使用された蒸気機関車。1871年(明治4年)に輸入された英国バルカン・ファウンドリー社製のタンク機関車で,九州の島原鉄道へ売却されていたが,当時の鉄道省が譲り受け,現在は鉄道記念物として,2007年11月にさいたま市に開館した鉄道博物館保存・展示されている。1997年国の重要文化財絵本《きかんしゃ やえもん》のモデルとなった。
→関連項目交通博物館蒸気機関車

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事典 日本の地域遺産 「1号機関車」の解説

1号機関車

(埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47 鉄道博物館)
鉄道記念物指定の地域遺産(1958(昭和33)年〔鉄道記念物・以下同〕)。
1872(明治5)年、日本最初の鉄道が新橋―横浜間に開通したとき、使用された機関車。英国バルカン・ファウンドリー社から輸入された日本初の蒸気機関車で、1B型タンク機関車(形式150)

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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