2世帯住宅(読み)にせたいじゅうたく(その他表記)two-family housing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「2世帯住宅」の意味・わかりやすい解説

2世帯住宅
にせたいじゅうたく
two-family housing

親と子の2世帯が同一棟に住みながら,トイレや台所を別に設けるなど,それぞれの独立性を保つように設計された住宅。親,子,孫の3世代が同居するため3世帯住宅ともいう。地価高騰により若い世帯が単独では住宅を取得しにくくなったこと,共働き夫婦が増加して親世帯との同居が望まれていることなどを背景に,高齢化社会に向けた先行商品として 1970年代に住宅メーカーによって開発された。階段玄関共有スペースとしたもの,外観は1軒だが内部を完全に2戸に分離したものなどがあり,さまざまな居住形態への提案が活発になされている。建築や購入の際には公的融資で優遇措置が図られるようになっており,最近では1戸建て住宅だけでなく,分譲マンションや公団公営住宅でも建設されるようになった。また,従来の息子夫婦との同居ばかりでなく,娘夫婦との同居も増えている。

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家とインテリアの用語がわかる辞典 「2世帯住宅」の解説

にせたいじゅうたく【2世帯住宅】

親と子の2世帯の家族が暮らす住宅。1階に親の世帯、2階に子供の世帯が分かれて住んだり、必要に応じて玄関・浴室・台所などを共有あるいは独立させたりして、それぞれの世帯に合った生活ができるように設計する。

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