A.A. フレンケル(英語表記)Abraham Adolf Fraenkel

20世紀西洋人名事典 「A.A. フレンケル」の解説

A.A. フレンケル
Abraham Adolf Fraenkel


1891.2.11 - 1965.10.5
イスラエルの数学者。
元・マールブルク大学教授。
ミュンヘン(ドイツ)生まれ。
集合論の研究で有名。ミュンヘン、マールブルクなどの大学で学び、1916年マールブルク大学講師、’22年同大学教授などを経て、’29年エルサレムのヘブライ大学教鞭をとった。一価関数に対してその定義域集合であれば、その値域もまた集合であるという第8番目の公理である置換公理を置いた。著書「集合論入門」(’19年)、「抽象集合論」(’53年)、「集合論の基礎」(’58年)など多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android