マールブルク(英語表記)Marburg

百科事典マイペディアの解説

マールブルク

ドイツ中部,ヘッセン州の大学都市。13―15世紀後期ゴシック様式の城を中心に,初期ドイツ・ゴシック様式の聖エリーザベト教会,新教最初の総合大学(1527年創立)などがある。中世にはヘッセン方伯の都で,1529年ルターツウィングリの宗教問答が行われた。コーエンカッシーラーに代表される新カント学派マールブルク学派でも知られる。7万9000人(2005)。

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世界大百科事典 第2版の解説

マールブルク【Marburg an der Lahn】

ドイツ中西部,ヘッセン州のラーンLahn河畔にある大学都市。人口7万6419(1980)。マールブルク大学はヘッセン方伯フィリップが,1527年ドイツ初のプロテスタント大学として創設。新カント学派のマールブルク学派(コーエン,ナトルプ,カッシーラーら)によっても名高い。木組みの家の立ち並ぶ旧市街はラーン川にのぞむ山の斜面にあり,山上には12~15世紀建造のヘッセン方伯の居城がある。またドイツ初期ゴシックのエリーザベト教会も有名。

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大辞林 第三版の解説

マールブルク【Marburg】

ドイツ中部、ライン川支流のラーン川に臨む都市。1527年に創設されたドイツ最初のプロテスタントの大学がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マールブルク
まーるぶるく
Marburg an der Lahn

ドイツ中部、ヘッセン州の大学都市。人口7万7400(2000)。旧市街はラーン川右岸、頂上にヘッセン侯の城館(1122ころ建築)のあるシュロスベルク丘陵斜面にある。中世の町並みをよく残し、狭い路地や石段が多い。ドイツ最古のプロテスタント系大学(1527創立)の伝統を引き継ぐマールブルク大学は、市内各所に分散しているほか、ラーン川左岸(東岸)に理学部、医学部のキャンパスを構えている。旧市街の北部にある聖エリザベス教会(13世紀建立)は、ドイツ最古のゴシック様式教会堂である。工業は、薬品、電気機器、鉄材加工、印刷などがある。[朝野洋一]

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