TKIP(読み)てぃーきっぷ

ASCII.jpデジタル用語辞典 「TKIP」の解説

TKIP

無線LAN暗号化方式であるWPAに用いられている暗号化プロトコルのこと。周期的に同じキーを利用して暗号化を行う従来の暗号化方式の欠点を、一定パケット量や一定時間ごとにキーを自動的に変更して暗号化を行うように改善することでパケットの解読を困難にした。TKIPは、WEP互換性があるため、WEPにしか対応していない無線LAN機器でも、ドライバー修正プログラムをインストールするだけで、WPAに対応できる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

パソコンで困ったときに開く本 「TKIP」の解説

TKIP

無線LANの暗号化方式WPAで使われている、暗号化に使うキーワードを一定時間で変更する規格です。
TKIPを使うと、暗号化された通信が従来の方式であるWEPよりも解読されにくくなります。「一時的なキーワードによる堅固なプロトコル」を意味する「Temporal Key Integrity Protocol」の略称です。
⇨AES、WEP、WPA、暗号化、
プロトコル、無線LAN

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android