コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

LAN ラン

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

LAN

ネットワークの種類のひとつで、建物内やフロア内といった狭い範囲にあるコンピューターで構成されたネットワークのこと。LANの配線方式には、スター型、バス型、リング型の3つがあり、LANの規格には、トークンリングEthernetなどがある。社内のLANでは、100Base-TXなどのツイストペアケーブルを用いたEthernet方式によるスター型が一般的である。LANを構築するには、ケーブルをパソコンに接続するためのネットワークカード、100Base-TXなどのLANケーブル、LAN内のパソコン共通のプロトコルを準備する。3台以上のパソコンでLANを構築する場合は、ケーブルを集積するハブが必要。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

知恵蔵の解説

LAN

屋内、もしくは敷地内といった狭い範囲内で構築したネットワークを「限定区域内のネットワーク」を意味するLAN(ラン)と呼ぶ。敷地や建物内に構築した社内LANや、その一部である部内LAN、あるいは、家庭内のパソコンやデジタル機器を結んだ家庭内LANなどがある。一方、地域、地方をまたいで構築されるネットワークが、広域ネットワークを意味するWAN(ワン)。一般に、通信事業者の持つ回線などを経由して複数地点のLANを接続する形態を取る。家庭用のルーターなどでは、家庭内の機器接続側の端子を「LAN側」、インターネット接続側を「WAN側」と呼ぶのが一般的。

(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

パソコンで困ったときに開く本の解説

LAN

「ローカルエリア・ネットワーク」の略称です。ローカルエリアとは、会社や大学といった特定の組織、敷地内を指す言葉で、そのエリア内で、あるパソコンから別のパソコンにファイルやメールを送ったり、1台のプリンタを複数のパソコンで共用できたりするのがLANです。また、遠隔地を結ぶネットワークは、ワイドエリア・ネットワーク(WAN)といいます。インターネットは、WANを利用して世界中のLANが結び付いた、超巨大なネットワークといえるでしょう。
⇨WAN、ネットワーク、無線LAN

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

デジタル大辞泉の解説

ラン【LAN】[local area network]

local area network》一つの企業内・ビル内など限られた地域で、複数のコンピューターを通信回線で接続し、相互にデータを伝送・共同利用するネットワーク。ローカルエリアネットワーク。構内通信網。
[補説]ネットワークを通信距離で分類すると、距離が近いものから、PAN、LAN、MANWANとなる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

LAN【ラン】

Local Area Networkの略。構内通信網とも。一つの建物内や敷地内など非常に限定された範囲内で,私設の回線を用いて高速でデータ転送するコンピューターネットワークのこと。
→関連項目イントラネットオフィス・オートメーションクライアントグループウェアダウンサイジングデータ通信ニュー・メディアブリッジ(電気)ワークステーション

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

DBM用語辞典の解説

ラン【LAN Local Area Network】

ローカル・エリア・ネットワークの略。構内情報通信網または、企業情報通信網と呼ばれ、ひとつの建物内や、限られた範囲内で、コンピュータを接続して構築されるネットワーク。

出典 (株)ジェリコ・コンサルティングDBM用語辞典について 情報

ホームページ制作用語集の解説

LAN

Local Area Networkの略。同じ建物の中にあるコンピュータやプリンタなどを接続し、対線や同軸ケーブル、光ファイバーなどを使って、データをやり取りするネットワーク。一般家庭、企業のオフィスや研究所、工場等で広く使用されている。

出典 (株)ネットプロホームページ制作用語集について 情報

IT用語がわかる辞典の解説

ラン【LAN】

企業・研究所・大学の建物内または家庭内など、ひとつの施設内で構成されるコンピューターネットワーク。施設内のコンピューターやプリンターを接続し、データの転送や機器の共同利用を行う。イーサネットという通信規格が広く用いられるほか、無線通信でデータの送受信をする無線LANの普及も進んでいる。◇「local area network」の頭文字から。「ローカルエリアネットワーク」「構内通信網」ともいう。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

LAN
ラン

ローカルエリアネットワーク local area networkの略。構内情報通信網などと訳す。建物や敷地内などの比較的狭い地域内で同軸ケーブル光ファイバなどを使って,分散設置されたコンピュータ,ファクシミリ,プリンタ,サーバなどの機器を相互に結合すること。コンピュータ資源の共用や,負荷分散,信頼性向上のための手段を提供することが目的。プロバイダーを通じてWANに接続することで,より大きなネットワークに参加することもできる。また,無線方式でネットワークをつなぐ無線 LANは配線工事が不要で簡単に設置できるため,各社から機能内蔵のルータが広く発売されている。世界的な標準規格は,アメリカ電気電子技術者協会 IEEEが定めた IEEE802.11。近年は通信の自由化によって,公衆通信の手段としても見直されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

LAN
らん

local area networkの略。同一敷地内とか、同一建造物内などの局限された範囲内におけるデータ通信網のこと。略さずにローカルエリアネットワークともよばれる。
 通信の相手が不特定多数である公衆通信回線の場合と異なり、回線制御を簡略化することができる。そのため、低価格で伝送速度が速く、信頼性の高いデータ通信網を構築することができる。オフィスオートメーションにおいては、各種の情報機器を連係し、共同利用を容易にしなければならないが、そのためにはLANが最適であり、急速に普及した。家庭内でLANを組むケースも増えている。
 LANの代表的な構成は、1本の大きな伝送容量をもったデータバスまたはこれをリング状にしたデータウェーの随所に、ノード(タップともいう)を設け、これに各種の情報機器、たとえば大型コンピュータ、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、ファイルサーバー(磁気ディスクを主体とする)、プリンター、ビデオ装置などの装置を接続したものである。さらに、このノードに伝送制御装置を接続して公衆回線を経由し、ほかのコンピュータとつないだり、このノードをパケットの経路制御を行うルーターとしてほかのLANに直接つなぐことができる。LANは、容易に各種の情報機器を接続して、機器どうしの間で文書やメッセージの交換をしたり、大容量のファイルを共用したりすることを目的としている。
 LANの実体は、高性能の伝送ケーブルと、簡単な伝送制御装置、それにデータの交信を制御するプロトコル、およびそのプロトコルを解読して制御を実行するソフトウェアからなるといってよく、通信機メーカーやコンピュータメーカーから、その構成要素をセットにしたLANシステムが商品化されている。LANの伝送ケーブルは、データ通信に用いられるものと原理的に同じであり、ツイストペア線、同軸ケーブル、伝送容量の大きい光ファイバーなどがあって、費用と性能を決める大きな要因となっている。ネットワークの接続方法も、樹枝状、メッシュ状などいろいろあるが、1本の幹線をもつバス型と、それを環状にしたループ型が多い。このネットワーク上に送り出される信号を多重化する方法、ノード間の情報交換の方法と回線サービスの割当て方法、ノードと情報機器の接続方法、その他いろいろな方式の組合せがあるので、LANの選定は、ユーザーの利用目的に適合したものを決めなくてはならない。[小野勝章・山本喜一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のLANの言及

【コンピューターネットワーク】より

…ルーティングには,転送元のコンピューターがパケットの通るべき経路(パケットを中継する一連の交換機)を指定するソースルーティング方式と,それぞれの交換機がパケットを中継する時点で最適経路を決定するホップバイホップのルーティング方式とがある。 コンピューターや交換機を結ぶ通信回線には,構内のような近距離を結ぶLAN(Local Area Network)と,離れた場所を結ぶWAN(Wide Area Network)とがある。前者の代表的なものとして,イーサネット,トークンリング,FDDI(Fiber Distributed Data Interface)などがある。…

【電気通信網】より

…図4には4階層の通信網構成が示されているが,光ファイバーの普及によって伝送コストが低減したこと,ディジタル交換によって大型の交換機が経済的に実現できるようになったことなどの理由で,中継交換機は次第に整理統合化されつつあり,いずれ実質的には2階層に近い構成で運用されるようになるであろう。図5は構内あるいは限定された地域内で使用されるローカルエリアネットワークLANの構成例である。図のaは1条の伝送路を多くの端末で共用させたバス状ネットワークである。…

※「LAN」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

LANの関連キーワードNetwork Interface CardローカルエリアネットワークワイヤレスLANアクセスポイント無線ローカルエリアネットワークnetwork adapterインフラストラクチャー・モード無線LANアクセスポイントインフラストラクチャモードワイヤレスLANアダプターワイヤレスアクセスポイントnetwork boardnetwork cardローカルオフィスシステムLAN ManagerワイヤレスLANカード無線LANアダプターLANアナライザーバックボーンLAN無線LANブリッジIEEE802.5

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

LANの関連情報