米国の大学などで学ぶ英語を母国語としない外国人の英語(北アメリカで使われる英語)能力を評価する試験。Test of English as a Foreign Languageの略。筆記試験形式の場合,Listening Comprehension(聴き取り),Structure and Written Expression(文書英語の理解),Reading Comprehension(読解)からなり(合計所要時間約3時間半),ほかにTest of Written English(TWE。指定されたテーマについて短いエッセーを書く。所要時間30分)が課される。コンピューターによる受験は,Listening(聴き取り),Structure(文書英語の理解),Reading(読解),Writing(指定されたテーマについて書く)からなる。4400以上の大学,短大,専門学校などで,その点数が活用されている。
英語を母国語としない人のための英語能力測定テスト。「Test of English as a Foreign Language」の略。米国の非営利教育団体「Educational Testing Service(ETS)」により開発され、1964年に開始された。Readingセクション・Listeningセクション・Speakingセクション・Writingセクションの4分野で試験が行われ、それぞれ0~30点のスコア(試験結果)と0~120点の総合スコアが受験者に通知される。2015年現在、130以上の国における9000以上の大学・機関・その他団体がTOEFLの スコアを受け付けており、世界で最も広く受け入れられている英語能力試験となっている。16年1月には外務省が、16年度から入省する職員にTOEFL100点以上の獲得を目標に課すことを決めた。
Test of English as a Foreign Languageの略で、ETSが運営する、英語を母語としない大学入学希望者を対象とした英語の試験です。「トフル」とか「トォフル」といいます。読む、聞く、話す、書くの4つのセクションから成り、各セクション0点~30点、合計0点~120点の間でスコアが算出されます。TOEFL(R)を入学試験と思い込んでいる人が見られますが、それは大きな間違いです。多くの大学で61点(旧スコア500点)から80点(旧スコア550点)を要求しているものの、アメリカの大学は書類審査で多角的に合否を決めるので、TOEFL(R)のスコアのみで合格が決まったり不合格になったりすることはありません。