20世紀西洋人名事典 「A.グラジーリン」の解説
A. グラジーリン
Anatoliy Tihonovich Gladilin
1935 -
ソ連の小説家。
スターリン批判後に世に出た若手作家で、ソ連の新旧世代間の精神的紐帯、新世代の人生観、世界観の形成をテーマとし、手紙や日記体、ルポルタージュ形式を使った独自の方法で注目を浴びる。作品に「煙が目にしみる」(1959年)、「新年の最初の日」(’63年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報