20世紀西洋人名事典 「C.メイヤスー」の解説
C. メイヤスー
Claude Meillassoux
1925 -
フランスの経済人類学者。
マルクス主義的経済人類学者で、バランディエの下で学び、象牙海岸等アフリカを主に研究対象とした。「全ての生産様式は不完全なもので、生命の再生産は家族制共同体に基づいている」という理論で有名となる。植民地的状況を従属理論に近い発想で扱い、人類学を政治史・経済史と統合した功績は大きく評価されている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報