20世紀西洋人名事典 「C.ルイーズミシェル」の解説
C.ルイーズ ミシェル
Clémence Louise Michel
1830 - 1905
フランスの革命家,文学者,詩人。
元・共和主義監視婦人委員会議長。
オート・マルヌ県生まれ。
貴族の私生児として生まれ、高等教育を受けた。パリで私塾を開き、貧民教育に献身しながら革命運動に参加。1870年プロイセン軍包囲下では第18区共和主義監視婦人委員会議長に選出された。1871年パリ・コミューンの革命に際しては国民軍兵士として戦闘に参加。1873年ニューカレドニアに流刑され、その地で原住民の教育に携わり、彼らの反乱を支持した。1880年恩赦により帰国。自らアナーキストを宣言し、アナーキズム活動家として逮捕、投獄を繰り返し、1890〜1895年英国に亡命。公演旅行中急死。著書「パリ・コミューン」。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報