C.E.オズグッド(その他表記)Charles Egerton Osgood

20世紀西洋人名事典 「C.E.オズグッド」の解説

C.E. オズグッド
Charles Egerton Osgood


1916 -
米国の心理学者。
イリノイ大学コミュニケーション調査研究所長
マサチューセッツ州生まれ。
1949年イリノイ大学心理学科の助教授、’53年教授、’57年から同大学コミュニケーション調査研究所長、比較心理言語学センターの所長を兼ねる。エール大学でC.L.ハルの教えを受け、学習や知覚の研究をしていたが、認知説的な立場から言語による媒介過程の研究に進み、セマンティック・ディファレンシャル法(SD法、意味微分法)を提唱。比較言語、比較文化の研究に貢献するとともに、社会心理学の分野では適合性の原理を主張して認知的均衡理論に貢献。主な著書に「The Measurement of Meaning」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android