デジタル大辞泉 「CART細胞療法」の意味・読み・例文・類語 カーティーさいぼう‐りょうほう〔‐サイバウレウハフ〕【CAR-T細胞療法】 がんに対する免疫細胞療法の一つ。患者の血液から採取したT細胞にキメラ抗原受容体(CAR)の遺伝子を導入したCAR-T細胞を培養し増殖させた後、患者の体内に戻す。キメラ抗原受容体は、がん細胞の表面に発現する抗原を認識する特殊なたんぱく質。CAR-T細胞は、体の中にあるがん細胞を見つけて攻撃する。キメラ抗原受容体発現T細胞療法。キメラ抗原受容体T細胞療法。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
共同通信ニュース用語解説 「CART細胞療法」の解説 CAR―T細胞療法 CAR―Tカーティー細胞療法 一部の白血病や悪性リンパ腫といった血液がんの患者への新たな治療薬。患者の血液から取り出した免疫細胞の一種の「T細胞」に、がん細胞を見つける役割の「キメラ抗原受容体」(CAR)と呼ばれる遺伝子を組み込み、がん細胞への攻撃力を高めてから点滴で体内に戻す。抗がん剤など従来の治療が効かない患者にも効果があり、治療は1回で済む。闘病に専念している競泳女子の池江璃花子いけえ・りかこ選手は白血病の種類を明らかにしていない。更新日:2019年5月15日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by