coal water mixtureの略称.微粉砕した石炭と水とを混合したスラリー(泥漿)状の燃料.高濃度石炭-水スラリーともいう.微粉炭と重油とを混合したスラリー燃料であるコム(COM;coal oil mixture)の代替として開発された.石炭の粒径分布を調節し,界面活性剤を加えることで,石炭濃度が70質量% 程度まで流動性やスラリー安定性が保たれ,パイプラインによる輸送が可能となった.脱水せずにそのまま燃料に使用でき,日本では,火力発電用に製造されている.石炭ガス化プロセスのテキサコ法では,石炭-水スラリーをガス化原料に用いている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新