DEFCON(読み)デフコン

デジタル大辞泉 「DEFCON」の意味・読み・例文・類語

デフコン【DEFCON】[Defense Readiness Condition]

Defense Readiness Condition》防衛準備態勢。軍隊作戦戦闘の準備態勢のレベルを示す数字、または略号NATOナトー米軍航空自衛隊では1から5までのレベルを設定し、1が最高の準備態勢になる。

デフ‐コン(DEF CON)

米国ラスベガス毎年開催される、世界最大規模のハッカーのための祭典ハッキングに関するさまざまな講演コンピューターセキュリティーについてのコンテストなどが催される。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「DEFCON」の意味・わかりやすい解説

DEF CON
でふこん

アメリカのラスベガスで毎年開催される、コンピュータや情報セキュリティーに関係した世界最大規模のイベント。DEFCONとも表記する。参加者はハッカー、コンピュータセキュリティーやネットワーク関係の専門家、研究者、プログラマー、弁護士、ジャーナリスト、アメリカ政府や軍事の関係者と非常に幅広く、ハッキングに関連した講演やイベントをはじめ、コンピュータセキュリティーのコンテストが開かれる。ハッキングに関係した競技大会が有名なことから、ハッカーの祭典ともよばれている。初回開催は1993年。DEF CON20(2012)には1万3000人が参加したとされる。

 多くのイベントのなかでも、CTF(Capture the Flag、旗取り合戦の意)というハッキングのコンテストが有名である。2011年開催のDEF CON19では、日本のハッカーグループsutegoma2(すてごまつー)が、300を超えるチームが参加したCTF予選を2位で通過し、日本勢として初めて本戦に勝ち残った。

[編集部]

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