F値(読み)エフチ

デジタル大辞泉 「F値」の意味・読み・例文・類語

エフ‐ち【F値】

《Fはfocal(焦点)の意》カメラなどのレンズ焦点距離有効口径で割った値。F/2.0などと表記する。一般に、カメラのレンズには光線の量を調節する絞りがあり、その絞りの値をさす。絞り値。Fナンバー。F数F番号。→開放F値
fixation index》⇒近交係数

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

カメラマン写真用語辞典 「F値」の解説

F値

 レンズの絞り値を表わす数値。焦点距離をレンズの有効口径で割って求める。数字が大きくなるほど有効口径は狭くなっていく。Fナンバーの系列はF1.0を基準に、ルート2の等比級数となるので、F1.0、F1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16、F22と表記される。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

栄養・生化学辞典 「F値」の解説

F値

 一定温度で一定濃度の微生物芽胞を含める)を死滅させるのに要する時間を「分」の単位で表す微生物の耐熱性指標.加熱致死時間曲線から求める.F0値は,加熱温度が121℃ (250°F)で,対象細菌芽胞のZ値10℃ (18°F)の場合.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「F値」の解説

F値

絞り値」のページをご覧ください。


f値

焦点距離」のページをご覧ください。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android