20世紀西洋人名事典 「F.リース」の解説
F. リース
Riesz Frigyes
1880.1.22 - 1956.2.28
ハンガリーの数学者。
元・コロジバール大学教授,元・ブダペスト大学教授。
ジェール生まれ。
チューリヒ工科大学やブダペスト大学、ゲッティンゲン大学、パリ大学で学び、1912年コロジバール大学教授を経て、’20年数学研究所を創設し、雑誌「Acta Scientiarum Mathematicarum」を創刊する。’46年ブダペスト大学教授となる。解析学、特に関数解析の一般理論を研究し、’07年リース・フィッシャーの定理を証明し、’18年線形関数方程式論を発表する。彼の業績は実関数論や複素関数論、積分方程式論、関数解析などに及ぶ。弟マルセル・リースも著名な数学者である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報