20世紀西洋人名事典 の解説
F.J.J. ボイテンディーク
Frederik Jacobus Johannes Buytendijk
1887 - 1974
オランダの心理学者。
元・グロニンゲン大学教授。
1910年に医学の学位を取得する。臨床医にはならずに、グロニンゲン大学の生理学教授、生理学研究所の所長を務めた。50歳まではもっぱら、生理学、動物学、比較心理学の研究に従事し、それ以後、現象学、実存哲学に興味を持った。主著に「Psychologie des animaux」(’28年)、「Prolegomena einer anthropologischen Physiologie」(’67年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報