フリーソフトウエア(その他表記)Free Software

デジタル大辞泉 「フリーソフトウエア」の意味・読み・例文・類語

フリー‐ソフトウエア(free software)

無料で自由な使用を許可しているが、知的財産権は放棄していないソフトウエアインターネットなどを通じて提供される。フリーソフト。フリーウエア。→シェアウエアパブリックドメインソフトウエアプロプライエタリーソフトウエア

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フリーソフトウエア」の意味・わかりやすい解説

フリーソフトウェア
Free Software

アメリカ合衆国の非営利団体フリーソフトウェア財団 FSFが提唱している,無償でだれでも使用できるソフトウェアの概念。FSFは 1985年マサチューセッツ工科大学のリチャード・ストールマンが設立した。ここでいうフリーは「無償」というだけでなくソフトウェアに関する広い「自由」をさす。目的を問わずプログラムを使う自由,ソースコード(→ソースプログラム)を研究してプログラムに修正を加える自由,プログラムのコピーを再頒布する自由,プログラムの改良を発表する自由,の四つが認められていればそれはフリーソフトウェアであるとする。FSFがこの原則のもとに進めているユニックス向けソフトウェア製作・頒布プロジェクトが GNUプロジェクトである。このプロジェクトで各ソフトウェアに添付されるライセンス文書は GNU GPL; GNU General Public Licenseと呼ばれる。(→フリーウェア

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百科事典マイペディア 「フリーソフトウエア」の意味・わかりやすい解説

フリーソフトウェア

シェアウェア有料であるのに対して,無償で使用できるソフトウェアのこと。略してフリーウェアともいう。パーソナルコンピューター使い勝手をよくするためのユーティリティーソフトウェアや通信関係のものが多い。パソコン通信ライブラリーなどには作者善意で作成した数多くのフリーソフトウェアが納められている。著作権が放棄されていない点でパブリックドメインソフトウェアとは明確に区別される。

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