20世紀西洋人名事典 「G.ベートソン」の解説
G. ベートソン
Gregory Bateson
1904.5.9 - 1980
米国の文化人類学者,精神医学者。
グランチェスター生まれ。
ケンブリッジ大学で生物学を学ぶが、社会人類学に転向し、ニューブリテンやニュギニアでフィールドワークに携わる。1940年米国に渡り、’47年ハーバード大学客員教授となり、’56年帰化する。人間関係論や精神分裂病論、進化論など業績は多岐にわたり、一貫してプロセスや関係を重視する。高名な遺伝学者ウィリアム・ベートソンの3男である。著書に「ナベン」(’36年)、「バリ島的性格」(’42年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報