G.ホルン・ダルトウーロ(その他表記)Guido Horn D’Arturo

20世紀西洋人名事典 の解説

G. ホルン・ダルトウーロ
Guido Horn D’Arturo


1879 - 1967
イタリアの天文学者
トリエステ生まれ。
トリエステ、ボローニャなどの天文台助手を務めた後、ローマ天文台に入る。1920年以降、同天文台において設備の改良を行ったほか、アペイン山脈の海抜900メートルの高地支所を開設し、ツァイス製の反射赤道儀を設置。ユダヤ系出身であったため、第二次世界大戦直前から天文学教授、天文台台長の地位を一時失ったが、戦後復帰し、’54年に引退するまでその地位にあった。多くの変光星、惑星状星雲、球状星団等の観測を行ったほか、イタリア語の天文学普及雑誌「天界」を創刊

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android