20世紀西洋人名事典 「K.ライス」の解説
K. ライス
Karel Reisz
1926 -
英国の映画監督。
オストラバ(チェコスロバキア)生まれ。
12歳の時に英国に渡る。映画批評を行った後、1956年にリンゼイ・アンダーソン等と共に、戦前のドキュメンタリー運動の系統を引く「フリー・シネマ」運動を起こした。劇映画の第1作となった「土曜の夜と日曜の朝」(’60年)は労働者階級の若者の反骨精神を写実的にとらえ、評価が高い。他の作品に「裸足のイサドラ」(’66年)、「フランス軍中尉の女」(’81年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報