20世紀西洋人名事典 「K.A.ストランド」の解説
K.A. ストランド
Kaj Aage Strand
1907 -
米国の天文学者。
海軍天文台観測研究部門最高責任者。
オランダ生まれ。
連星の研究家で、はくちょう座61番星の伴星の存在をみいだした事で知られる。この伴星はこれまでに研究されたなかで、最も質量が小さい恒星である。1942年にはデアボーン天文台で主星の固有運動の乱れを発見し、暗黒伴星の存在を予想した。海軍天文台観測研究部門最高責任者として活躍した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報