LRU(読み)エルアールユー

デジタル大辞泉 「LRU」の意味・読み・例文・類語

エル‐アール‐ユー【LRU】[least recently used]

least recently usedコンピューターキャッシュメモリー仮想記憶に保存されたデータを書き換える際に用いられる方式の一。「最も過去に使用された」の意で、過去に参照されてから最も時間が経ったデータを破棄し、新規のデータと置換することをさす。→エル‐エフ‐ユー(LFU)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大学事典 「LRU」の解説

LRU[仏]
エルエールユー

フランスの「大学の自由と責任に関する法律(フランス)」。当時の高等教育担当相の名を取ってペクレス法ともいう。大学の組織運営を改革するため2007年8月10日に制定された。学業免状取得や就職により結びついて「大学を魅力あるものとする」「現今のガバナンスの麻痺状態を脱する」「大学での研究を国際レベルで可視的なものとする」といった問題認識を出発点に改革が行われた。ガバナンス面では学長権限の強化が図られ,教職員配置に関する拒否権を持ち,教職員の手当配分に責任を有して,教育,研究,技術,事務のポストについて有期あるいは期限の定めなしに契約職員を雇用することができるようになった。また従来,管理学術,学業・大学生活の3評議会が合同で学長を選んでいたが,管理評議会(フランス)によって選出されることとなり,同評議会への権限の集約も行われている。なお,この法律を展開する形で,オランド大統領への政権交代後の2013年7月22日には高等教育・研究法(フランス)(loi relative à l'enseignement supérieur et à la recherche)が成立している。
著者: 白鳥義彦

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「LRU」の解説

LRU

最長未使用時間。「最近もっとも使われていない」という意味。メモリーブロックをページアウトする際に、未使用の時間がもっとも長いブロックを選択するアルゴリズム仮想メモリーキャッシュの管理などでもっとも一般的に使われている。

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