20世紀西洋人名事典 「M.フォーキン」の解説
M. フォーキン
Mikhail Mikhailovich Forkin
1880 - 1942
ソ連(ロシア)の舞踏家,振付師。
ペテルブルグ生まれ。
別名Michel〉 ミシェル(Forkin フォーキン。
卒業後、ダンサーとして出発する。振付に興味をもち、演劇的一貫性を重んじ、主題の時代に即した衣装をつけトー・シューズの使用を廃し、モダン・バレエの傑作「瀕死の白鳥」(1905年)等を発表。’09年ディアギレフのロシア・バレエに主席振付者として参加し、「火の鳥」(’10年)、「バラの精」(’11年)、「ペトルーシュカ」(’11年)等20世紀バレエの幕開けを告げる名作が作られた。’23年以来ニューヨークに在住し「青ひげ」(’41年)等を創作。著書に「バレエ・マスターの回想」(’61年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報