20世紀西洋人名事典 「O.エリティス」の解説
O. エリティス
Odýsseus Elýtis
1911.11.2 -
ギリシアの詩人。
イラクリオン(クレタ島)生まれ。
本名Odysseus Alepoudelis。
クレタ島に生まれ、アテネで育つ。詩集「方向」(1939年)、「第一の太陽」(’43年)でシュルレアリスムの詩人としての名声を得、第二次大戦中の体験を「アルバニアで倒れた少尉に捧げる英雄的哀悼の歌」(’45年)で著す。他に「アクシオン・エスティ」(’60年)、「それは価値あるもの」(’61年)、「モノグラム」(’71年)等があり、’79年ノーベル文学賞受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報