O.v.ホルバート(その他表記)Ödön von Horváth

20世紀西洋人名事典 「O.v.ホルバート」の解説

O.v. ホルバート
Ödön von Horváth


1901 - 1938
オーストリア劇作家
フィウーメ生まれ。
オーストリア・ハンガリー帝国外交官の息子として生まれ、父の任地を転々とする幼年時代を送る。第一次世界大戦の混乱期に当時の現実から落ちこぼれた小市民層の姿を、巧みな会話体に構成する新しい大衆演劇を生み出したが、1933年以降ナチス政府から作品の執筆上演を禁じられる。’38年オーストリアからパリへ亡命途中に飛行機事故死。その後、’60年代に入って彼の真価が再発見されるようになる。主な作品は戯曲ウィーンの森の物語」(’31年)、「フィガロ離婚」(’35年)、小説「永遠の俗物」(’30年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む