登り窯(読み)ノボリガマ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「登り窯」の意味・わかりやすい解説

登り窯
のぼりがま

陶磁器焼成のための窯の一種傾斜地に数室が連続して造られている。各室の天井はかまぼこ形で,部屋の前部の床にいくつかの穴があけられ,後部の壁には,下の窯から焚きだした火が登っていくように穴があいている。中国,朝鮮では古くから使われていたが,日本では戦国時代に朝鮮から取入れられて全国に広まり,現在もなお美術品や民芸品制作に用いられている。ヨーロッパでも近代になって,中国より導入して使われている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む