20世紀西洋人名事典 「S.シュピーゲルマン」の解説
S. シュピーゲルマン
Sol Spiegelman
1914 -
米国の分子生物学者。
コロンビア大学教授。
1944年ワシントン大学で学位を取得し、’49年コロラド大学教授となる。適応酵素の研究、遺伝子作用の機構、タンパク質、核酸の生合成などの微生物の遺伝学と生化学的研究を行い、’60年に野村真康、ホールとともにファージ感染後細胞内でファージDNAと似たRNAが合成され、リボソームのもとへ行くことを発見、また、’61年にはホールとともにDNAとRNAの塩基配列の相補性を証明した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報