20世紀西洋人名事典 「S.J.コマス」の解説
S.J. コマス
Solá José Comas
1868 - 1937
スペインの天文学者。
元・ファブラ天文台長。
大学卒業後、火星の観測をしてその地図を作成し、運河は見かけ上のものとした。さらに木星、土星の観測をし、1902年土星の回転周期を決定した。又地震学の研究や、星の運動を調べる立体観測器の発明、彗星2、小惑星8の発見なども行い、’15年には放射についての波動的粒子論を提出している。ファブラ天文台を創立して終生その台長を務めた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報