S.S.チャーン(英語表記)Shiing Shen Chern

20世紀西洋人名事典 「S.S.チャーン」の解説

S.S. チャーン
Shiing Shen Chern


1911 -
米国の数学者。
カリフォルニア大学バークリー校教授。
中国浙江省嘉興生まれ。
中国名陳/省身。
清華大学教授を経て、1949年よりシカゴ大学、’60年よりカリフォルニア大学バークリー校教授となる。’61年米国に帰化。専門は幾何学で、微分幾何学的方法を用いて位相幾何学代数幾何学複素関数論に関する研究に従事ファイバーバンドルの特性類の研究、高次元ガウス=ボネ定理に対する証明、積分幾何学の主公式と有理型関数の値分布の理論の高次元への拡張の研究で有名。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android