20世紀西洋人名事典 の解説
T.フィリップ トインビー
Theodore Philip Toynbee
1916 - 1981
英国の小説家,批評家。
オックスフォードで学び、共産党に入党するがすぐに文学に移る。第二次大戦後、保守的なイギリス文学の中で実験的な作風の新進作家として文壇に登場する。又、長年「オブザーバー」紙の書評を書く。歴史家アーノルド・J.トインビーの息子である。作品に「グッドマン夫人の茶会」(1947年)、「学問のある市」(’66年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報