V.ツェラスキー(その他表記)Vitold Karlovich Tserasky

20世紀西洋人名事典 「V.ツェラスキー」の解説

V. ツェラスキー
Vitold Karlovich Tserasky


1849 - 1925
ソ連天文学者
元・モスクワ大学教授
大学卒業後教員をしながら、金星太陽面通過観測、写真による太陽研究、天体測光等幅広い観測を続けた。その後、モスクワ大学講師、教授を経て同天文台長を務め1916年引退。1885年に夜光雲の発見と測定、1895年には太陽表面の下限温度を決定、1911年には太陽光度を測定するなど多くの功績を上げている。彼の撮影した組織的な星の写真から夫人が多数の変光星を発見している。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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