2001年に登録されたブラジルの世界遺産(自然遺産)で、ゴイアス州の、国土の4分の1を占めるセラード(草原地帯)に位置する。高原にあるヴェアデイロス平原国立公園は、16億年前に植物の種がここから川に流れ、アマゾンの熱帯林が生まれたといわれるところ。一方、灌木地帯にあるエマス国立公園には、エマ(ダチョウに似た大きな鳥)やツカーノ・アスーなどの鳥類をはじめ、絶滅危惧種を含む動物が多種生息している。◇英名はCerrado Protected Areas : Chapada dos Veadeiros and Emas National Parks