ランタノイド元素(読み)ランタノイドげんそ

百科事典マイペディア 「ランタノイド元素」の意味・わかりやすい解説

ランタノイド元素【ランタノイドげんそ】

周期表第6周期第3(IIIA)族に属し,原子番号57のランタンLaを代表として化学的性質のよく似た71番元素ルテチウムLuまでの15元素の総称。ランタンを除いた14元素をランタニド元素と呼ぶこともある。ランタノイド元素のイオン半径または原子半径は原子番号が大きくなるにつれて減少する(ランタノイド収縮)。これは原子番号に伴う電子の増加が最外軌道ではなく内部軌道で起こり,原子核正電荷との間の引力が強くきいているためであり,同様な現象アクチノイド元素でもみられる(アクチノイド収縮)。→希土類元素
→関連項目ランタニド元素

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世界大百科事典(旧版)内のランタノイド元素の言及

【超ウラン元素】より

… 古くは89Ac,90Th,91Pa,92Uは化学的性質その他からそれぞれ周期表中第III,IV,V,VI族に属すると考えられていたので,93Npも初めはエカレニウムと呼ばれ第VII族に属するとされたが,むしろウランに似ていることも多いのでウラニドとも呼ばれた。しかし電子構造その他の研究も進み,超ウラン元素が化学的には希土類元素によく似ていることからランタノイド元素に対応することがわかり,89Acから103Lrまでがアクチノイド元素と呼ばれ第IIIA族希土類元素に属するということになった。したがって周期表では104番元素は第IVA族Hfの下,105番元素は第VA族Taの下,106番元素は第VIA族Wの下へくることになる。…

※「ランタノイド元素」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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