上野恩賜公園(読み)ウエノオンシコウエン

デジタル大辞泉 「上野恩賜公園」の意味・読み・例文・類語

うえの‐おんしこうえん〔うへのオンシコウヱン〕【上野恩賜公園】

上野公園正称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「上野恩賜公園」の解説

上野恩賜公園
うえのおんしこうえん

[現在地名]台東区上野公園

上野台地南部、旧東叡山寛永寺境内(上野山内)を中心とする地域を占める都立公園。面積約五三万四〇〇〇平方メートル。明治六年(一八七三)一月の太政官布達により旧寛永寺境内および旧浅草寺境内に「永ク万人偕楽ノ地」として公園を設置する方向が示され、同年五月浅草公園とともに上野公園が日本最初の公園に指定された。開園は同年一〇月。公園地は官有地に編入され、当時の面積は約一七万六千二〇〇坪。同八年には不忍しのばず池が公園内に編入された。同九年には内務省博物局の所管となり、同年五月八日には上野公園開園式が行われた。同二三年には帝室御料地となるが、大正一三年(一九二四)宮内省から東京市に移管され、上野恩賜公園となった。

明治以降の上野公園は大別して二つの大きな特色を備えている。まず第一は文化施設の集中で、明治一五年上野博物館(明治三三年帝室博物館と改称、現東京国立博物館)上野動物園発足、これ以降同二一年には日本美術協会列品館、同二二年には東京美術学校(現東京芸術大学美術学部)、同二三年には東京音楽学校(現同大学音楽学部)、同二五年には内国商品陳列館、同三九年には帝国図書館(のち国立国会図書館支部上野図書館、現国際子ども図書館)が設置された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「上野恩賜公園」の解説

上野恩賜公園

(東京都台東区)
台東区思い出の景観30選」指定の観光名所

上野恩賜公園

(東京都台東区)
日本の都市公園100選」指定の観光名所。

上野恩賜公園

(東京都台東区)
日本の歴史公園100選」指定の観光名所。

上野恩賜公園

(東京都台東区)
さくら名所100選」指定の観光名所。

上野恩賜公園

(東京都台東区)
新東京百景」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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