丹波山(読み)たばやま

改訂新版 世界大百科事典 「丹波山」の意味・わかりやすい解説

丹波山[村] (たばやま)

山梨県北都留(きたつる)郡の村。人口685(2010)。県の北東端に位置し,東京都と埼玉県に隣接する。中央部を丹波川が東流し,東端で奥多摩湖に注ぐ。北東に雲取山,南東大菩薩嶺があり,周囲は険しい山地で,山林が村域の97%を占め,うち大半が東京都の水源涵養林となっている。農林業を主体とするが,ワサビキノコなどの特産があるほかは不振である。全域秩父多摩国立公園に属し,丹波渓谷などの景勝地がある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android