二重基準【にじゅうきじゅん】
ダブル・スタンダードdouble standardとも。一般語としては文字通り〈二重の基準〉をいうが,とくに同じことをしてもその行為者が男性であるか女性であるかによって評価の基準が異なること。また,その評価の基準の意で用いられる。たとえば女性は家事労働ができて当たり前とされる一方,男性はできなくても当たり前で,手伝うだけでもすばらしいとされるような事態である。性差別の典型的な現れと言える。
→関連項目性役割|男女別学
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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