二重帳簿(読み)ニジュウチョウボ

精選版 日本国語大辞典 「二重帳簿」の意味・読み・例文・類語

にじゅう‐ちょうぼニヂュウチャウボ【二重帳簿】

  1. 〘 名詞 〙 金銭出納取引などを隠すために、実態記入する帳簿とは別に、偽りの記入をした表向きの帳簿をもう一冊つくること。また、その帳簿。狐帳。
    1. [初出の実例]「うちは、二重帳簿どすか」(出典:古都(1962)〈川端康成〉松のみどり)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む