…古よりの名なり。元良(もとよし)親王(陽成天皇皇子,943没),元日の奏賀の声,甚だ殊勝にして,大極殿より鳥羽の作道まで聞えけるよし,李部王(醍醐天皇皇子,重明(しげあきら)親王,954没)の記に侍るとかや〉という逸話を伝えている。白河上皇により鳥羽殿が営まれてからは〈鳥羽の西大路〉とも呼ばれ,離宮へ至る表街道となり,この道を南下し淀から舟で淀川を下るコースが利用された。…
※「元良親王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...