公娼制度(読み)こうしょうせいど

精選版 日本国語大辞典 「公娼制度」の意味・読み・例文・類語

こうしょう‐せいどコウシャウ‥【公娼制度】

  1. 〘 名詞 〙 特定の売春、接待行為を公的に保護し、特別の権益を与える制度。鎌倉幕府では、公的な宴席での接待役に遊女を招集し管理する遊君別当が設けられ、室町幕府では、傾城局を置いて宿駅などの傾城(遊女)を統轄しようとした。近世になり公的に認められた特定の場所の遊郭などがその営業権を保証され制度的に確立した。明治、大正、昭和に至っても、この制度は保護され続けてきたが、昭和三三年(一九五八)の売春防止法の施行によって、公的な制度上の娼婦は見られなくなった。

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