千代鶴(読み)ちよつる

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「千代鶴」の解説

ちよつる【千代鶴】

東京の日本酒。酒名は、昔、蔵近くを流れる秋川に鶴が飛来したことにちなみ命名。自社杜氏が四段仕込みで造る。大吟醸酒、純米吟醸酒純米酒などがある。平成8、13、14、16、20~23年度全国新酒鑑評会金賞受賞。原料米は山田錦、五百万石など。仕込み水は地下170mから汲み上げる地下水蔵元の「中村酒造」は文化元年(1804)創業。所在地はあきる野市牛沼。

ちよづる【千代鶴】

富山の日本酒。酒名は、蔵の裏の田に丹頂鶴が折々舞い降りたことにちなみ命名。純米吟醸酒、特別本醸造酒などがある。原料米は五百万石、山田錦。仕込み水は早月川伏流水。蔵元の「千代鶴酒造」は明治6年(1873)ころ創業。所在地は滑川市下梅沢。

ちよづる【千代鶴】

山口の日本酒。蔵元は「今澄酒場」。現在は廃業。蔵は周南市福川にあった。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「千代鶴」の解説

千代鶴

東京都、中村酒造の製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。

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