デジタル大辞泉
「小中一貫校」の意味・読み・例文・類語
しょうちゅういっかん‐こう〔セウチユウイツクワンカウ〕【小中一貫校】
小学校と中学校を連続した一つの期間として捉え、9年間を通して一貫した教育を行う学校。小中学校を統合した施設一体型、小中学校を併設した併設型、学区内小中学校が協力して取り組む連携型がある。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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小中一貫校
現行の学校教育法では正式な制度ではなく、学年の区切りやカリキュラムを変えるなど学習指導要領の範囲を超える場合は、教育課程特例校や研究開発校の指定を受ける必要がある。2013年4月時点で指定を受けて導入しているのは、東京都品川区や京都市、広島県呉市などの960校。同じ校舎で学校組織も一体的に運用する「施設一体型」や、近隣の複数の小中学校が連携する「施設分離型」などがある。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
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小中一貫校
小学校から中学校までの9年間の義務教育を一貫して行う学校。小学校と中学校が校舎や組織・運営を一体化させて教育活動を行う「施設一体型」と、既存の小学校と中学校がそれぞれの校舎や組織・運営を維持しながら教育活動を行う「施設分離型」の2種類に大別される。2000年に広島県呉市で始まり、全国に広がった。国によって制度化されていなかったため、現行学制の6・3制から4・3・2制や5・4制などに学年の区切りを変更するには文部科学省から特区の指定を受ける必要があったが、15年に成立した改正学校教育法により、16年度から自治体や学校法人の判断で変更することが可能となった。改正法では小中一貫校を「義務教育学校」という新たな学校の種類として位置付け、義務教育学校の教員は原則として小学校と中学校の両方の免許状を持つことが必要となる。
出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報
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