抱負(読み)ホウフ

デジタル大辞泉 「抱負」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ふ〔ハウ‐〕【抱負】

心の中にいだいている決意志望。「抱負を語る」
[類語]大志

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「抱負」の意味・読み・例文・類語

ほう‐ふハウ‥【抱負】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いだくことと背におうこと。かかえたりおぶったりすること。〔蘇軾‐贈上天竺弁才師詩〕
  3. 心中にいだくこと。また、その志望や決意。〔哲学字彙(1881)〕
    1. [初出の実例]「瘠せてもからびても独りで立つ抱負もある」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「抱負」の読み・字形・画数・意味

【抱負】ほう(はう)ふ

前に抱き、後に負う。また、志向。宋・陸游〔哀北〕詩 なりと雖も 齒をふる(死ぬ)まで伸ばすことを得ず

字通「抱」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android